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水転写紙 転写の流れ

2008 - 10/30 [Thu] - 17:14

さて、前回のブログでは水転写紙を使ってあんなに素敵なものが作れることが
わかっていただけたかと思います。

せっかくですので、水転写紙の転写の流れを写真を交えてお伝えしたいと思います。

まず、水転写紙に画像を印刷します。
これはシールの用にフィルムを貼り付けるので、画像は反転させずそのまま印刷
します。
SANY00470.jpg


この状態で不要部分がある場合はカットします。
カットの方法は2種類あり、台紙を含めて余白部分を切り取ってしまう方法。
SANY00480.jpg


もう1つは転写をするフィルム部分のみをカットする方法。
こちらの場合はカッティングプロッタが必要になります。
SANY00540.jpg


カットが終わったらこれを水につけます。
ポイントは容器の大きさと水の温度です。
容器は両手が入る大きさ(洗面器位)以上のものを用意しましょう。
あまり大きすぎるとたくさんの水が必要になりますが、小さすぎるとこのあとの作業が
大変になります。
洗面器の下から3cmくらいまで水を入れておきましょう。

水は冷水よりぬるま湯の方が良いです。
少し温かい方が、フィルムが剥がれやすくなります。
30℃~40℃(ちょっとぬるいお風呂位)の水をいれておきましょう。

そこにカットした水転写紙をいれて5~10分待ちます。
そうしたら、水転写紙の端を親指と人差し指で挟んで優しく擦ります。
SANY00490.jpg

こうすると水転写紙が台紙とフィルムにわかれます。
SANY00500.jpg


あとは、剥がれたフィルムの端を持ち、ゆっくり台紙から剥がして水の中に
浮かべましょう。
SANY00510.jpg

SANY00570.jpg

これで素材に貼り付ける転写フィルムができあがりました。



次に、貼り付けたい素材を用意します。
耐水性のある素材であれば、これを水に漬けて転写フィルムを重ね合わせます。
そのままゆっくり水から引き上げます。
※耐水性がないものに転写をする場合は少しコツがいるので、
それは次回お伝えしますね。


ティッシュや柔らかい布を用意して、まず周りについている水を拭き取ります。
そして、転写フィルムが乗っている部分の水を慎重に拭き取ります。
SANY00050.jpg

転写フィルムと素材の間には水や気泡が入っています。
これを取り除くため、転写フィルムを軽く指で押さえて転写フィルムの上から
優しくティッシュで押さえて水と気泡を外に押し出します。
この時、強く擦るとフィルムが破けたりトナーが剥がれることがあるので注意
しましょう。

もし転写したい位置と転写フィルムの位置がずれていたらこの時点で合わせて
おきます。
水と気泡を取り除いたら、あとは自然乾燥させるだけです。

見えない部分を含めて水がなくなることでこのフィルムは接着します。
仮接着するまで約1時間。完全に接着するまで6時間ほどかかります。
この間にドライヤー等で温めることで時間を短縮することができます。
ただし、強い温風をあてるとフィルムが剥がれてしまったり転写フィルムや素材を
変形させることもあります。

十分に距離をとってゆっくりと温風を当てるようにして下さい。


SANY00580.jpg
今回は、クリアファイルに
・水転写紙(白)
・水転写紙(透明)
を転写しました。
この写真はそのクリアファイルを緑色(写真ではグレーっぽいですが。。。)
の台紙に乗せたものです。
左端と真ん中は(白)を使っているので下地が透けません。
右端の(透明)は下の緑色が透けて見えますよね。
なので濃色地の素材には(白)を使い、透明や白い素材、あえて素材を
透かしたい時は(透明)を使うのが良いと思います。


これで水転写紙の転写は終了です。
次回は、水転写紙のワンポイントアドバイスをお伝えしますね。





                 
                             
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水転写紙について1

2008 - 05/12 [Mon] - 15:45

せっかく、すてきな美術展について書いてきたので流れに沿って水転写紙に
ついて書こうと思います。

『水転写紙ってどんな商品?』
良く聞かれる質問です。

転写という言葉を知っている人であれば、熱をかける熱転写が一般的ですも
んね。
とは対照的な水という言葉がついたこの転写紙。

一言で伝えるとすると
『熱処理なしで水を使って接着(転写)をする転写紙です』
ですかね・・・・

はぃ??それってどういうこと?ってなりますよね。
熱をかけない・シールのようにベトベトした糊剤がついているわけでもない・
水で接着する???


想像しにくいですよね・・・私も説明するのにいつも悩んでいました
でもやっと良い例えが見つかったんです

それが《切手》です。
皆さん一度は封筒に貼り付けたことありますよね?
切手貼る時って何しますか?直接舐めちゃうか、スポンジで裏を
湿らせますよね。

まさにこれです
切手の裏には普通のベトベトした糊とは違うタイプの糊が付いています。

これは水に触れることで接着性が生まれ、それが乾燥しきると、きちんと接着
するという性質を持っています。

これと同様の性質を持つ接着剤がこの転写紙には使われています。
のちのち詳しく転写手順を説明しますが、転写紙を水に濡らして転写したい
ものに貼り付けて自然乾燥!
これだけで転写完了というわけです。



この性質がどういうメリットを生むかというと

・熱をかけられない素材への転写が可能
 通常熱転写だと140℃~200℃の熱処理を必要とします。この温度に耐えら
れない素材でも転写が可能です。

・曲面への転写が可能
 プレス機やアイロンを使う場合は、平面であることが条件だと思います。
水転写紙は、紙が巻きつけられれば良いので、転写できる形状は非常に広い
です。

・プレス機不要 
当然ですが、熱をかけなくて良いので必要ありません。


ですが、当然悪い点もあります
きちんと商品を理解してもらうために書いちゃいます!

・耐水性のない素材へは転写不可。
転写するとき転写紙はある程度濡れています。ちょっとの水で変形して
しまったり、破れたりしてしまう素材へは転写ができません。
しかし、次回報告しますが、完全な耐水性がないと転写できないわけではあ
りません。

・昇華転写、熱転写に比べると若干強度が落ちます。
昇華転写は素材に染み込み、熱転写も熱によって樹脂が溶けて素材に絡みつ
くような性質があります。それに比べると素材表面に貼りつくタイプの水転
写紙は若干強度は落ちます。
でも実際に転写してもらえばわかりますが、実用レベルの接着強度は持ち合
わせています。さらに接着強度を必要とする場合は表面保護をすることも可
能です。あくまで比較するとってことです。

えー長くなってしまったので今回はこの辺で。
文章ばっかりになってしまったので、写真を一枚。

次回予告写真。
次回予告2
あー何仕事中に水遊びしてるんだ
なんて言わないで下さいね

正解は次回のブログにて。


                 
                             
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