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改めて、サンリュウの厚手転写紙ってスゴイんです!
何を今さら自分の会社の商品を褒めているんだ!?
なんて思わないで下さいね
売っている側は、その優秀性を分かっていたのですが、多くの
お客様がある商品について誤解をしていることを知りました。
これは、きちんと説明しなくては!!っと反省して、今日の
記事に書くことにしました。
サンリュウの昇華用転写紙といえば、
・低コスト
・高転写率
・サイズも豊富
・波打ちしにくい
っと、たくさんの長所を持つ、自信を持って勧められる
転写紙です
このメリットの中の『波打ちしにくい』なんですが、どうして
波打ちがしにくいか分かりますでしょうか?
インク受理層、紙の性質。
これももちろん重要です。
サンリュウの転写紙は、この点だけでも波打ちは、しにくく
なっています。
さらに!!
サンリュウの厚手転写紙というのは、
特殊な製法で作成された多層構造
をしています。
中間にはフィルム層があります。
厚手転写紙という名前の商品は、サンリュウにしか売っていない
商品ではありません。
他社製品も当然存在します。
しかし、仮に全く同じ厚みだったとして、他社製品の場合はその
厚みの1枚の紙という構造です。
同じ厚手という言葉を使っていても、その内部構造は全然違うんです。
(株)サンリュウの厚手転写紙は
ハイブリッド(混成の)厚手転写紙
になります。
図1 転写紙構造の比較
この構造の差が、波打ちに大きく影響してくるんです
では、それぞれの転写紙にたっぷりのインクが染み込んだ時を
考えてみましょう!
図2 波打しにくい仕組み
他社製品の場合は、紙全体に水分がしみこんでいきますよね。
サンリュウの多層構造だとどうなるのか?
上の紙には同じように水分が染み込んでいきます。
そして、フィルム層に到達するとそれより下には水分が染み込ん
でいきません。
樹脂層がストッパーの役割をしているんですね
この図を見ると分かるように紙全体が波打つ場合と、紙の上の部分
だけが波打つ場合ではその波の高さも、頻度も大きく違ってきます。
波うちが激しいとヘッドを擦ってしまって、失敗・・・・
インク量を落とせない場合は、非常に辛い状況になります
新たな疑問として、
ストッパーがあるとインクがいっぱい乗せられないのでは??
なんて考えをお持ちになる方もいますよね。
でもこれは間違いです!
インクは、発色に関係する顔料部分と、それを溶かしている溶媒(水分)
に分かれます。
インクを受け止める量というのは、紙の厚みではなくインク受理層が
重要になります。
いかにその顔料と相性の良い受理層を塗ってあるかで、インク量を
多く乗せられるかどうかが決まってきます。
紙の厚みも関係ないわけではありませんが、サンリュウの厚手転写紙が
他社の厚手転写紙よりインクが乗せられないということはありませんよ!
実際に使っている商品の特徴は、きちんと理解した方がより良い
商品を作っていけると思います。
これを機会に、厚手転写紙の構造の特徴もわかっていただけたら
幸いです。
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